スカイ・クロラのメッセージ
スカイ・クロラを観た。事前に、監督のインタビューを読んだりテレビで見たりしていると、今回は若者に伝えたいメッセージが明確にあるとか。まあ俺はすでに35でとっくに若者ではないが、押井監督作品として期待して観にいったのですが。
物語はわりと淡々と進んでいく。戦闘シーンは確かにすごいが、この映画の見せたいところはおそらくそこじゃない。淡々とした日常と戦闘シーンとの対比。その日常のシーンの静の演出。そういうところではないか、監督の見せたいシーンは。とは俺の勝手な推測だし、わりとベタな推測だが。最後の方で、物語の構造というか、登場人物たちの事情がやっとわかってきた。ていうか、パンフレット見て確認したりしたんだけど。
それでやっとわかったんだけど、この映画の意図が。最後のモノローグ、そこが監督のメッセージだったのかって。かなりストレートなメッセージだなと思う。俺はすぐにはわからなかったけど、今回ものすごくわかりやすい映画なんじゃないか、押井作品としては。
同じような毎日の何がいけないんだ、見方によっては毎日も少しちがって見えるんだ、ということが若者に伝えたいことだったのか。う~ん、俺には直接的には響いてこないが、間接的にあとから、あぁ、そういうことかぁって感じ。それらをわかったうえで、もう一回見直してみたい映画だったよ。この作品、映画祭でどう評価されるか、かなり見もの。
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